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【メイドイン大阪吹田】 コロコロブラシ 【360度回転歯ブラシ T.W.C】

1,650円(税150円)

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Story




株式会社T.W.C コロコロブラシのストーリー
     『「発明家」富山秀夫(敬称略)のクレイジージャーニー』



「クレイジー」という言葉を耳にすると普通はネガティブなイメージだろう。
しかし、若者の間では、「クレイジー」は「超カッコイイ!」という意味で使われる。

「クレイジー」なやつとは、「振り切ったやつ」、つまり、何かに没頭し、突き詰め、
そしてやりきったやつ、ということだ。
そう、「やりきったやつ」は「超カッコイイ!」ではないか!



ここに登場する『発明家』富山秀夫は、まさに「超カッコイイオッサン」である。
そして、やりきったやつ、がクレイジーと言ったが、
富山秀夫はまだやりきった、と思っていない。
まだ、クレイジーな旅の途中だ、と考えている。
まさに、クレイジージャーニーの真っ只中なのである。

富山秀夫が20歳のころ。
この若さで彼は歯槽膿漏を患っていた。
歯磨きするたびに出血し、歯もぐらぐら。
歯のケアをしてこなかったわけではない。人並みにちゃんとケアはしていたはず。
歯茎のマッサージがいい、と歯医者から言われ、歯ブラシで入念にマッサージしてもいた。
でも、味噌汁に入っているわかめすら噛み切れない。
硬い食べ物なんて、ずいぶん長い間食べていない。

そこで、富山秀夫は思う。
「もうええわ!」と。
歯のケアを投げ出したのではない。
「歯磨きだって、歯茎のマッサージだって、ちゃんとやってるのに、いっこうに良くならないのは、
 世の中にある歯ブラシが俺にあってないからや。もうええわ、人には頼らん。俺が作る」
と、『発明家』がここに生まれ、そして、クレイジージャーニーに飛び込んだのである。

どんなカタチがいいのか、
どんな毛がいいのか、
どれくらいの力が加わればよいのか、考え、自分が実験台となった。
富山秀夫は歯が悪いだけではなかった。あきらめも悪かった。

20年あまりの歳月を要し、「コロコロブラシ」の原型が出来上がる。
それまでの試作品は数百本と富山秀夫は笑う。
この「コロコロブラシ」の原型となった歯ブラシこそが、
長年富山秀夫を悩ませてきた歯槽膿漏との決別の始まりだったのである。
1週間でそれまでの試作とは違う実感に歯ごたえ、いや手ごたえを感じ、
続けていくことで歯槽膿漏がさらに快方に向かうことを実感する。

しかし、富山秀夫のクレイジージャーニーは終わらない。
「俺みたいに悩んでいる人はたくさんいるはずだ。ならば、この「コロコロ」を製品化しよう」
と。
そして自ら製造した歯ブラシでケアを続け、68歳の今、
奥歯は抜けていったが、しっかり20本の歯が残っている。
そして、硬い食べ物もしっかり噛んで食べることができる。



コロコロブラシの製造は手作り、である。
大阪府吹田市の町で、一つ一つ、丸いブラシを作って、歯ブラシとジョイントさせ、商品にしている。
私が見た製造現場は、まさに「工房」だった。
そこに富山秀夫が座っている。
コロコロブラシのまさに心臓部、ブラシ部分を製造する機械は富山秀夫の手作りである。
歯ブラシが手作り、というだけではない。機械も手作りなのである。
『発明家』富山秀夫は言う。
「この機械のここは誰も真似できないね。」
「ブラシの毛の1本1本は柔らかくてしなやかだ。普通にローラー状にしたって、やっぱり柔らかいままだ。
 この機械で、ここがこうなる(この辺、企業秘密。)から、ブラシの毛が適度な張りを持ちつつ、
 しなやかなままなのよ。あ、そうよそう、この毛もこだわりがあってね・・・」
止まらない。

コロコロ歯ブラシの訴求ポイントとか、こういうところがいい、とあまり言わない。
コロコロ歯ブラシを作る機械について、語る。

富山秀夫は「コロコロブラシ」は「良いモノ」だ、とわかりきっている。
だから、「良いモノ」を生む機械を語る。
そして、機械を指差して言い放つ。
「まだ、改良するよ、ココとココ。」
機械を改良すること、それは生産性を上げる、ということを意味していない。
コロコロブラシをまだまだ改良する、ということを意味している。

『発明家』富山秀夫のクレイジージャーニーは、まだ、終わらない。




工房の国、大阪
 大阪府の製造業の従業者4〜29人の事業所数は13,293事業所。
 全国47都道府県では1位。全国平均約3,122に比べ、大幅に多い。
 ちなみに、同資料で、東京は9,442事業所。
 1事業所あたりの従業員数の全国平均は11.89人で、
 大阪は11.25人、東京は10.44人。そもそも4〜29人の事業所なので、
 全国とも各都道府県とも大きな差はでないが、
 いわゆる小さな製造業の事業所の従業員総数は、
 大阪149,524人、東京98,575人と、差が出てくる。
 人口比から言っても、「小さな工場で働く人」が多い、ということがわかる。

 まさに、大阪はT.W.Cのような工房の国、なのである。


(引用資料:平成29年確報 地域別統計表/「従業者4〜29人の事業所に関する統計表」掲載サイト)
http://www.meti.go.jp/statistics/tyo/kougyo/result-2/h29/kakuho/chiiki/index.html

「オッサン」に敬礼!
 大阪でいう「オッサン」はただの中年男性のことを指す場合もあるが、
 愛情をこめて「オッサン」と言うと、ポジティブな意味を持つ。
 リスペクトに値する、人生の先輩、という意味を持つ。
 尊敬する大先輩を「オヤジ」と呼ぶのと同義である。
 ここでいう「オッサン」は間違いなく、後者である。




製品スペック
 本体サイズ:H17.5cm W1.4cm D2.5cm
 商品重量:12.5g

 全5色:ブルー/ピンク/グリーン/イエロー/グレー
  
 ブラシ仕様:ナイロン毛:9,000本以上
 材質:柄:ABS樹脂(耐熱70℃)/ 毛:ナイロン(Dupon製)0.1mm

 特許番号:第3981290号
 意匠番号:第1549462号

使い方
 コロコロブラシのグリップを軽く、鉛筆を持つように握ります。
 毛先を歯の表面にできるだけ直角にあてて、力を入れずに横向きにコロコロと転がします。
 ※変な角度に押し当てるとブラシの毛先と歯の表面の密着度が不均一になり、磨き残しの原因になります。

 歯の裏側を磨く時は、グリップを回転させ、鉛筆を持つように握ったブラシの頭を外向きに持ちます。
 できるだけブラシの毛先が歯の表面に直角に触れるように、歯茎などのあたり具合を感覚で確認しながら
 コロコロと転がしください。
 前歯の表側は、軽く口を閉じ、歯並びと平行になるようにグリップを持ちコロコロブラシの毛先が
 歯の表面に直角に当てるようにして左右へコロコロと転がしてください。
 一カ所30往復が理想です。
 奥歯を磨くときにも口を閉じて、前から奥へとコロコロと力を入れず奥まで転がします。
 力を入れなくても毛先を一番奥まで転がすだけで奥歯の後ろまで十分毛先が届きます。
 このときもできだけ歯の表面、歯ぐきに対して毛先が直角にあたるように心がけてください。

 ※使用中出血することがありますが、歯ぐきの傷などの症状ではありませんので、安心してお使いください。
 ※症状の重い方は1回の歯磨きを5分以上とし、1日4回、計20分以上を目標にして磨いてください。

 paste歯磨き剤、水、ぬるま湯、お茶(カテキン作用)など、時により、お好みにより
 ご自分の気分にあったものとご一緒にお使いください。

 歯磨きがバラエティに富んだ楽しいものになります。

 たとえ、歯並びがよくなくても、歯ぐきが腫れていたり、下がりすぎていたりしても、
 コロコロブラシを鉛筆持ちで、力をかけず軽やかにころがします。
 デコボコした歯の表面や、歯と歯ぐきの境目をブラシが走っている。
 そんなイメージを思い浮かべてください。



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